新国立で元日開催の天皇杯決勝、鹿島×神戸に決定! J1鹿島がJ2長崎に3-2貫録勝利

先制ゴールを決めた鹿島のセルジーニョ【写真:Getty Images】
先制ゴールを決めた鹿島のセルジーニョ【写真:Getty Images】

粘る長崎が二度1点差に詰め寄るも…鹿島が逃げ切り勝利

 天皇杯は21日、J1鹿島アントラーズ対J2V・ファーレン長崎の準決勝2試合目(16時6分キックオフ)が行われ、MFセルジーニョのゴールなどで鹿島が3-2と勝利し、来年1月1日に新国立競技場で行われる決勝でヴィッセル神戸と激突する。

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 鹿島は怪我に苦しんだMF三竿健斗がスタメンに入ったなか、E-1選手権に出場したFW上田綺世、MF相馬勇紀はメンバー外。一方の長崎は準々決勝でゴールを決めたFW吉岡雅和が先発し、今季リーグ戦22ゴールのFW呉屋大翔はベンチスタートとなった。

 スコアが動いたのは前半4分。三竿がミドルシュートを放ち、こぼれ球に反応したセルジーニョが流し込んで鹿島が先制した。さらに同23分、鹿島のFKでMFレオ・シルバが浮き球を供給。長崎FW畑潤基が触るも、そのままゴールに吸い込まれてオウンゴールとなり、鹿島がリードを2点に広げた。長崎も同37分に反撃に出ると、吉岡が相手を引き付けてスルーパスを送り、抜け出したMF米田隼也がGK曽ヶ端準の股下を射抜く一撃を突き刺し、1点差に詰め寄った。

 後半途中から打ち合いの様相を呈する。同28分、鹿島は右CKからDFブエノが頭で合わせて追加点を奪い、3-1と突き放す。ところが直後の同31分、途中出場の呉屋が強烈なシュートを放ち、こぼれ球をMF澤田崇が詰めて、3-2と再び1点差とした。終盤の攻防は一層激しさを増したが、鹿島がそのまま逃げ切っている。

 清水エスパルスに3-1で勝利していた神戸がすでに決勝進出を決めており、1月1日に新国立競技場で鹿島と激突する。鹿島は2016年以来6度目、神戸は初となる天皇杯のタイトルを懸けて火花を散らす。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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