J1昇格・柏が韓国代表GKキム・スンギュ獲得へ 現地メディア報道「接触したのは事実」

蔚山現代でプレーする韓国代表GKキム・スンギュ【写真:Getty Image】
蔚山現代でプレーする韓国代表GKキム・スンギュ【写真:Getty Image】

神戸でプレーするなど実力は折り紙付き J1で戦ううえで戦力になるのは間違いないが…

 韓国1部・蔚山現代の韓国代表GKキム・スンギュを狙っているクラブが、Jリーグの柏レイソルであることを、韓国メディアが連日伝えている。

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 なかでも韓国サッカー専門サイト「フットボリスト」は、蔚山現代関係者への取材で「柏がキム・スンギュに接触したのは事実として確認している」と報じた。

 実際のところ、移籍は実現するのだろうか。

 記事によれば、「キム・スンギュは今夏、ヴィッセル神戸から蔚山に移籍し、海外に進出した場合、契約解除における違約金(バイアウト条項)を設定している。つまり柏としては比較的、低い移籍金でJリーグですでに実力が証明されているキム・スンギュを獲得できる」という。

 ただ、今季リーグ2位で終えた蔚山としては、守護神キム・スンギュを手放したくはないようだ。

 記事では蔚山のチーム事情に詳しい関係者の声として、「チームに残ってもらうことを最優先にしているが、もし他クラブに移籍した場合は代わりの選手を探すだろう」と掲載している。

 キム・スンギュは2006年から15年まで蔚山現代でプレーし、16年にヴィッセル神戸に移籍。18年まで不動のGKとして活躍したが、19年シーズンから外国人選手の登録が無制限になったことでピッチに立つ回数が減り、今年7月に古巣の蔚山に移籍した。

 J2優勝で来季からJ1で戦う柏レイソルにとって、日本ですでに実績のあるキム・スンギュは貴重な戦力になるのは間違いない。今後の動向に注目だ。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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