バルサ安部裕葵、ゴラッソ2発を“自己解説” シュートの瞬間「めちゃくちゃ迷った」のは?
ラ・ヌシア戦で左右両足から殊勲の2ゴール 1点目は「リラックスして打てた」
バルセロナBに所属するU-22日本代表MF安部裕葵が、スペイン3部グループ3第17節ラ・ヌシア戦(3-1)で決めた2ゴールは、スペインでも各紙で取り上げられている。先制ゴールを許した直後に同点ゴールを決め、後半の立ち上がりにもゴールネットを揺らした安部に試合直後、そのゴールを振り返ってもらった。
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1-1で迎えた前半38分の同点ゴールは、味方の放ったシュートが相手DFにブロックされ、そのこぼれ球を右足でゴールに突き刺した。また、後半8分にはMFリキ・プッチのスルーパスを受けてボールを持ち出し、ペナルティーエリア手前で豪快に左足を振り抜き、チームにリードをもたらした。
ミックスゾーンでの取材対応選手に選ばれた安部は、「1点目は味方が積極的にゴールを狙ってくれたおかげで、自分のところに良いボールが来たので、落ち着いて流し込むことができて良かったです。2点目はリキが良いボールをくれたので、アシストに感謝したいです」と、謙虚に喜んだ。
2つのゴールについて、さらに踏み込んで聞くと、安部は1点目の際にちょっとした迷いがあったことを明かしている。
「1点目はめちゃくちゃ迷いました。バウンドする前に打つか、バウンドした後に打つのか。でも、最終的にどうしたかは覚えていないんです。バウンドしたのか。それを迷いながら打ちました」
映像を振り返ると、ボールがワンバウンドした瞬間に右足で合わせているように見えるが、この時、安部の意識はすでにどのコースへ蹴るかに移っていたという。
「(ゴールの)左が空いているのは分かっていたので、高さは関係なく、とりあえず左に打とうと思っていました。リラックスして打つことができました」
良いコースに飛んでいたことを指摘されると、「綺麗でしたよね」と自身も納得の表情を見せた。