凡ミスで最悪デビューの川島 「鏡を見つめ直せ!」とダンディーU指揮官は敗戦に激怒

FKからのパンチングミスで同点弾を献上

 日本代表GK川島永嗣は、スコットランド初戦で、いきなり指揮官から叱責を受ける悪夢のデビュー戦になった。スコットランド・プレミアリーグのダンディー・ユナイテッドに移籍した川島は、2日に行われたダンディーとの敵地でのダービーマッチで、昨年12月30日の正式加入の発表後、初の先発デビューを果たした。だが、新守護神は手痛いミスで同点ゴールを献上し、1-2と敗戦。ミクス・パーテライネン監督は激怒していると、地元紙「クーリエ」が報じている。

「前半で試合を締めくくるべきだった。以前からこんな話をしているが、一体どうやったら負けるんだ? 本当に信じられない。90分間を通じてシステムとしてしっかりボールをつなぎ、決定機を数々作り、相手を苦しめたのは1チームだった。それでも、我々は試合に負けてしまった」

 ダンディーUのパーテライネン監督は試合後に、勝ち試合をみすみす捨てたと怒っている。ダービー戦では先制し、試合を優勢に進めたが、チームが1点リードで迎えた前半41分に凡ミスが起きた。右サイド寄りの地点から蹴り込まれたFKに対し、GK川島が飛び出してパンチングを試みたが、まるでバレーボールのセッターのように目の前に上げてしまった。相手FWケイン・ヘミングスがこの絶好の”トス”に乗じ、左足で豪快な同点ボレー弾を決めてしまった。

「そうだ。最初の失点はもっとうまく対処できたはずだ。必要のないFKだった。ペナルティボックス内で起きたことは十分なプレーとは言えなかった。自分たちで鏡を見つめ直さないといけない」

 

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