凡ミスで最悪デビューの川島 「鏡を見つめ直せ!」とダンディーU指揮官は敗戦に激怒

所属クラブでの公式戦出場は約1年ぶり

 指揮官は川島を中心に、拙い対応を見せた選手に猛省を促していた。所属クラブでの公式戦は、実に前所属のスタンダール・リエージュ時代の2014年12月11日、UEFAヨーロッパリーグ、フェイエノールト戦以来。ハリルジャパンでも2015年6月16日のシンガポール戦以来出場がなく、実に約半年ぶりの公式戦だった。

 パーテライネン監督から即戦力と期待された川島は労働ビザ取得後、「僕はフィットしている。ダービー戦? ビッグマッチだ」と語っていたが、浪人生活とビザ取得までの期間はチームでトレーニングすることが許されなかった。試合勘の欠如や周囲とのコミュニケーション不足も影響したのか、凡ミスにより最悪のデビュー戦となった。ダンディーUは21試合を終えたリーグ戦で、ここまで2勝4分15敗の最下位に沈んでいる。

 どん底に苦しむチームを救えなかった川島は指揮官の言葉通り、自分を見つめ直し、もう一度チャンスをつかむことができるのだろうか。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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