日本代表、E-1香港戦「予想布陣」 大幅入れ替えなら“デビュー組3バック”の可能性も

初戦で出番のなかった仲川は田川との2シャドーで先発か 1トップは小川が濃厚

 右ウイングバックは中国戦で途中出場した相馬勇紀(鹿島アントラーズ)、左ウイングバックは所属クラブで同ポジションのレギュラーを務める菅大輝(札幌)か。中国戦では左の遠藤渓太(横浜FM)が高い位置で脅威を生み出していたが、引いてくることが予想される香港との一戦では、両ウイングバックにより一層攻撃面での期待が懸かる。消耗の激しいポジションであることを考慮すると、途中交代によって変化を与えることも選択肢となり得る。

 攻撃のキーマンとなるシャドーには、初戦で出番のなかった仲川と、途中交代で約20分間プレーした田川亨介(FC東京)が入ると予想。中国戦で先発した森島司(広島)と鈴木は両者とも所属クラブでシャドーを務めるが、仲川と田川は4バックのチームでそれぞれウイング、2トップを主戦場としている。

 慣れないシステムとポジションの難しさは否定できないが、仲川は「自分が入るであろうポジションの選手のことは、どういった動きをしているのかとか、監督からの要求もベンチで聞こえたので、そこを意識しながら見ていた」と意欲的。それは田川も同様だろう。守備網のギャップに入り込んで起点を作る動きをしつつ、ドリブルや裏への抜け出しといった特長を出していきたいところだ。

 1トップは小川航基(水戸ホーリーホック)が濃厚。生き残りに向けて「何かしらのインパクトを残さないと厳しい」と燃える22歳は、得点への強い意欲を隠さない。初戦では上田綺世(鹿島)が精力的なポストプレーで攻撃の潤滑油となったが、2シャドーとの関わり方も含めて、違ったスタイルの前線が見られることになるかもしれない。

 香港戦は中国戦と同じ釜山の九徳総合運動場で、14日の19時30分キックオフ。現地は日に日に冷え込みが厳しくなっているが、ピッチ上では熱い戦いを期待したい。

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(片村光博 / Mitsuhiro Katamura)



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