リーガ勢力図に変化? メッシも“レベルの拮抗”を実感「アウェーが難しくなっている」
上位は例年になく混戦「どのチームもホームで強くなっている」
バルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシは、相変わらずの決定力の高さを見せつけ、今季のリーガ・エスパニョーラでここまで10試合12ゴールを奪い、得点王(ピチーチ)争いのトップに立っている。その一方で今シーズンのリーガはバルサ、レアル・マドリードの2強独走という気配ではなく、メッシ本人もレベルの拮抗を感じているようだ。スペイン紙「AS」が報じている。
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バルサとレアルは、ともに勝ち点34で1位、2位につける。ただし、現時点で両チームとも消化試合数が1試合少ないとはいえ、3位セビージャとは勝ち点「3」差。4位レアル・ソシエダから9位グラナダまでの勝ち点差はわずか「3」と、2強もしくはアトレチコ・マドリードによって、ほぼタイトル争いの趨勢が決まっていた近年とは、一味違う展開となっている。先週アディダスのイベントに出席したメッシも、それを実感していると語った。
「すべてのチームがどんどんイーブンになっている気がする。平等性が増していて、アウェーチームとしてプレーすることがとても難しくなっているんだ。ホームでゴールを奪うために、上手くやらないといけない。だから、どのチームもホームで強くなっている」
このように話したメッシは、18日に控える宿敵レアル・マドリードとの“エル・クラシコ”について、「僕はとても強いレアル・マドリードを期待したい。彼らはラ・リーガとチャンピオンズリーグの直近の試合でそれを示している。バルサvsマドリードは常に特別な試合だし、いいタイミングで対決することは事実だよ」と語っている。バルセロナの政情不安によって、2カ月延期となった決戦を待ちわびているのは間違いない。
(FOOTBALL ZONE編集部)