韓国人Jリーガー、北京五輪の日本10番に感謝 “日韓2ショット”に反響「素敵な関係」

FC東京のMFユ・インス【写真:Getty Images】
FC東京のMFユ・インス【写真:Getty Images】

FC東京のMFユ・インス、「私が好きだった兄」梶山との2ショットを公開

 FC東京に所属する韓国人MFユ・インスが3日に自身のインスタグラムを更新し、1枚の写真とともに「私が好きだった兄」と記して、北京五輪で日本代表の10番を背負った日本人MFとの2ショットを公開した。ファンから「素敵な関係」「素敵な写真」などの声が上がっている。

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 2003年にFC東京でトップチームデビューを果たした梶山は、2012年にギリシャのパナシナイコスへ移籍。大分トリニータを経て、再び古巣のFC東京へ舞い戻り、最後は新潟でスパイクを脱いだ。2008年の北京五輪(グループリーグ敗退)ではMF本田圭佑(フィテッセ)、DF長友佑都(ガラタサライ)、MF香川真司(サラゴサ)らと共闘。そのなかで梶山は10番を背負って戦った。

 そんな梶山に対して感謝のメッセージを綴ったのが、FC東京の24歳MFユ・インスだ。2016年から2年間、FC東京のチームメートとしてともに戦った。梶山は偉大な存在だったようで、「私が好きだった兄」と記したユ・インスは「2年間、よく世話をしてくれてありがとうございました」と思いを明かしている。

 梶山も自身のインスタグラムで同じ写真をアップし、「インスときいちと食事! きいちは撮ってくれたから写ってないけど笑」と冗談交じりに言及。写真には収まっていないものの、FC東京のFW矢島輝一がカメラマン役となっていたようだ。

 2位のFC東京は、リーグ優勝を懸けた7日のJ1最終戦で、首位の横浜F・マリノスと対戦する。勝ち点3差のなか、得失点差は横浜FMが27、FC東京が20。FC東京が逆転優勝するためには、最終節で4点差以上の勝利が求められ、梶山は「2人とも最終戦頼むぞ! リーグ初制覇に向けて!」とエールを送っている。

 心温まる“日韓2ショット”に、ファンから「伝説」「素敵な関係でいいですね!!」「素敵な写真ですね」「優しい梶山氏」などのコメントが並んだ。先輩の後押しを受けたユ・インスらは、FC東京の逆転優勝を信じて走り抜く。

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