浦和、アジア制覇を懸けた大一番へ ACL決勝第2戦を前に両軍比較…ホームで圧倒的強さ

浦和レッズのホームの強さ【写真:高橋学】
浦和レッズのホームの強さ【写真:高橋学】

2年ぶり3回目のアジア制覇を狙う浦和、アル・ヒラル戦2点以上の勝利で優勝

 浦和レッズは24日にAFCチャンピオンズリーグ(ACL)の決勝第2戦、アル・ヒラル(サウジアラビア)とのホームゲームを迎える。浦和にとって2年ぶり3回目のアジア制覇を狙う決戦になるが、アジアサッカー連盟は決勝に向けて両チームを比較する資料を提供している。

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 両者の第1戦は9日にアル・ヒラルのホームで行われ、浦和は0-1で敗れた。そのため、浦和はこの第2戦でまずは勝利が必要になる。そのうえで、1-0の勝利なら延長戦、2点差以上の勝利ならば優勝となる。しかし、引き分け以下または失点したうえでの1点差勝利は2戦トータルで敗戦となる。

 浦和にとっては優勝した2007年と17年に続く3回目の決勝戦で、それぞれセパハン(イラン)とアル・ヒラルを下して頂点に立っている。それはいずれも第2戦のホームで勝利したものであり、今回もその再現を狙いたい。一方のアル・ヒラルも3回目の決勝になるが、14年にはウェスタンシドニー・ワンダラーズ(オーストラリア)、17年に浦和に敗れていずれも準優勝。3度目の正直を狙っている。

 ACLが2002-03に現在のフォーマットになってからは、アル・イテハド(サウジアラビア)、全北現代(韓国)、浦和、広州恒大(中国)が2回優勝して、歴代最多タイに並んでいる。浦和は今回優勝すれば、アジアで単独トップに立つことができる。

 第1戦ではアル・ヒラルがかなり長い時間ゲームを制圧した印象が強く残った。それはパス本数に表れ、アル・ヒラルのパス本数680回は今季のACL全体でも最多を数えた。そのなかでも、MFアブドゥラ・オタイフの104本のパス数で99%の成功率は、65本以上のパスを行った選手で14年5月以来では最高の成績だとしている。アル・ヒラルはここまでの13試合で24ゴールを挙げ、1試合平均1.85ゴールの得点力が武器になっている。

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