浦和、ACL優勝をかけた“最終決戦”は一進一退の攻防 2戦合計0-1、後半に逆転なるか

浦和のFW興梠【写真:Getty Images】
浦和のFW興梠【写真:Getty Images】

アル・ヒラルをホームに迎えた決勝第2戦、両者とも決めきれず0-0で後半へ

 2年ぶり3回目のアジア制覇を狙う浦和レッズは24日、AFCチャンピオンズリーグ決勝第2戦アル・ヒラル(サウジアラビア)との一戦に臨み、前半を0-0で折り返した。

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 浦和は9日に行われた敵地での第1戦を0-1で落として、ホームの埼玉スタジアムに戻った。そのため、この第2戦では最低でも勝利が必要となり、2点差以上の勝利なら無条件で優勝。1-0の場合は延長戦に突入し、引き分け以下や失点したうえでの1点差勝利は敗戦となる条件がついた。そのゲームに、浦和は初戦の出場停止が明けたGK西川周作のほかは同じメンバーでスタートした。

 選手バスの到着を4000人の大声援で迎えられ、選手入場時には浦和サポーターが「ビジュアル・サポート」と呼ぶ大きなクラブエンブレムとACLのトロフィーをかたどったコレオグラフィーが、満員の埼玉スタジアムに彩られた。

 そのホームの勢いに乗りたかった浦和の思惑とは裏腹に、序盤の流れはアル・ヒラルに傾いた。浦和は自陣からのビルドアップが相手プレスに阻まれて苦しみ、警戒が必要な元イタリア代表FWセバスティアン・ジョビンコに切り込まれる場面も発生。それでも、なんとかゴール前への侵入を防いだ。

 前半の半ばからペースをつかみ始めた浦和は同24分、左サイドに流れたFW興梠慎三からの浮き球をゴール正面でFW長澤和輝が落とし、走り込んだMF関根貴大がシュートを放ったが相手ゴール前の壁に阻まれた。同33分には左右に揺さぶった攻撃から、最後はMF青木拓矢が左足ミドルを放つも枠を捉えられず。前半で2戦合計スコアを同点に持ち込むことはできず、0-0のままハーフタイムを迎えた。

 これまで何度もACLでドラマを起こしてきた埼スタで、後半に“逆転の浦和”を実現することはできるだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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