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「2019年セントラルMFトップ10」 1位は“私欲を優先しない”フランス代表MFの手に
リバプールのファビーニョ、シティのロドリら新鋭がトップ10入り
中盤の核となるMF部門では新顔が続々とトップ10入り スペイン勢とブラジル勢が勢力争い
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ヨーロッパの年間最優秀選手に贈られる「バロンドール」の発表を12月2日に控えるなか、米スポーツ専門局「ESPN」は世界最高の選手と監督を独自に選出。ポジション毎に分けて、それぞれのトップ10を発表した。セントラルMF部門の選出にあたっては「良きリズム感が鍵となる」と定義し、トランジション時にはスピードを上げたり、ペースを遅くしたりする時もあると説明。その他にも、さまざまな加点要素を付け加え、ランキング化して発表している。
【セントラルMFのトップ10】
第10位:サウール・ニゲス(アトレチコ・マドリード/スペイン代表/25歳)
前年は圏外だったサウールは、現代的な選手と紹介。粘り強い守備とテクニックを併せ持つハイレベルな選手で、与えられた役割を完遂できると評価された。
第9位:マルコ・ヴェラッティ(パリ・サンジェルマン/イタリア代表/27歳)
元イタリア代表MFアンドレア・ピルロに最も近づいている存在と称されたヴェラッティは、前回から一つ順位を上げた。所属クラブのトーマス・トゥヘル監督も「彼は速くてシンプル」と称賛している。
第8位:ロドリ(マンチェスター・シティ/スペイン代表/23歳)
今季シティに加入したロドリは、ランク外からトップ10入りした。ブラジル代表MFフェルナンジーニョの後継者として加入したが、さらに成長する可能性を秘めていると高評価を与えられた。
第7位:ミラレム・ピアニッチ(ユベントス/ボスニア・ヘルツェゴビナ代表/29歳)
圏外からトップ10に入ったピアニッチは、運動性の不足をスキルと落ち着きで補うと、プレーの特性を紹介。若手時代にはアタッカーとして起用されながらも、その役割を完璧にこなしていた。
第6位:ファビーニョ(リバプール/ブラジル代表/26歳)
圏外から上昇してきたファビーニョは、“破壊者”と称された。昨年の夏にリバプールに加入した時は疑いの視線も向けられていたが、素晴らしいパフォーマンスで払拭したことも伝えられている。