本田圭佑はフィテッセの“エンジン” 現地メディア指摘「人々にとって重要な存在になると…」
スルツキ監督はスパルタ戦での起用を明言 「さらなるクオリティーをもたらす」
元日本代表MF本田圭佑は、今年6月にオーストラリア1部メルボルン・ビクトリーを退団して以降、無所属の状態が続いていたが、現地時間11月5日に練習参加していたオランダ1部フィテッセとシーズン終了までの契約を結んだ。現地メディアは本田を“エンジン”と形容し、そのプレーに期待を掛けている。
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2019-20シーズン開幕後も所属先が決まっていなかった本田だが、フィテッセの練習に参加し、5日に2020年6月30日までの契約を締結。CSKAモスクワ時代に師事したロシア人指揮官レオニード・スルツキに請われる形で10年ぶりのオランダ復帰に至った。
ここまで公式戦の出場はなかったが、現地時間24日に行われるリーグ第14節スパルタ戦が“デビュー戦”となりそうだ。オランダメディア「Sportnieuws.nl」によると、スルツキ監督は「本田が来たことにより、新たな攻撃の武器を手に入れた。彼はさらなるクオリティーをもたらしてくれる」として、本田の起用を明言。同メディアは「本田は今からフィテッセのエンジンとなる」と題して、次のように論じている。
「本田はようやくフィテッセでプレーできるようになったばかりだが、すでにアーネム(フィテッセの本拠地)の人々にとって重要な存在になるとされている。彼はレオニード・スルツキ監督の新たなオプションにならなくてはならない。ロシア人指揮官は本田を11人の中心に置き、エンジンにしようとしている」
今季リーグ戦13試合を終えて5位につけるフィテッセだが、直近3試合では3連敗を喫しており、チームの調子は決して良いとは言えない。そうした状況でチームに入る本田は、どのようなパフォーマンスを見せるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)