アザールは「最も怠惰な選手」 チェルシー元同僚が告白「素晴らしい才能を持つ」
チェルシー時代のアザールが練習中に見せていた姿とは? 元同僚ミケルが語る
チェルシーで長く活躍したトラブゾンスポルのナイジェリア代表MFジョン・オビ・ミケルが、かつての同僚であるベルギー代表MFエデン・アザール(レアル・マドリード)が「一緒にプレーした中で最も怠惰な選手だった」と明かした。ミケルによれば、アザールは厳しい練習を好んでいなかったが、その才能はピカイチだったと称賛も送っている。
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現在32歳のミケルは2006年から17年まで11年間チェルシーでプレー。長く中心選手の1人として活躍し、17年に中国の天津泰達へと移籍した。さらにミドルスブラを経て、今夏にトルコのトラブゾンスポルへと渡った。
2013年から昨季限りまでチェルシーでプレーしていたアザールともチームメートだったミケルは、カタールの衛星放送「ビーイン・スポーツ」のインタビューでベルギー代表MFの“裏”の顔を明かした。
「一緒にプレーした中で最もレイジー(怠惰)な選手がエデン・アザールだ。アザールは素晴らしい才能を持った選手だ。(リオネル・)メッシほどではないかもしれないが、それでも彼はボールを持てば自分の思うがままにプレーできた。
そんな彼だが、厳しいトレーニングは好きではなかったんだ。僕らが一生懸命に練習しているのに、彼は立ったままで終わるのを待っていた。だが、いざ日曜日(の試合)になると、彼がマン・オブ・ザ・マッチだ。全く信じられないよ」
ミケルはこのように語った。ピッチ上では華麗なテクニックでファンを魅了するアザールだが、ハードなトレーニングでは手を抜くような場面も目立っていたようだ。
一方で、ミケルは「最もハードワークする選手」としては、現在チェルシーを率いる元イングランド代表MFフランク・ランパード監督の名前を挙げた。選手としても、監督としても聡明な振る舞いを見せるランパード監督はその期待を裏切ることなく、練習でも手を抜くことはなかったようだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)