PSGの“年俸6000万円”16歳MF、華麗FKにフランスメディア騒然 「金の卵」「絶品」
16歳MFシャビ・シモンズ、U-17オランダ代表としてFKからゴール
パリ・サンジェルマン(PSG)の下部組織に所属するオランダの有望株が、評判に違わぬハイレベルなFKを披露した。年代別代表の一員として出場したトルコ戦での一撃が、「絶品」とフランスメディアを騒がせている。
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PSGのU-19に所属するMFシャビ・シモンズは、9歳の頃にスペインの名門バルセロナの下部組織に加入。2015年にはU-12ジュニアサッカー・ワールドチャレンジに参戦し、その才能の片鱗を日本でも見せつけた。しかし今夏、51万6000ユーロ(約6200万円)とも報じられる年俸を提示したPSGと契約している。
欧州サッカー界の新たなスター候補となっているシモンズは、ブラジルで開催されているU-17ワールドカップ(W杯)を戦うオランダ代表には選出されていないが、もう一つ若い年代の代表として、アメリカで開催されている「ナイキ・インターナショナル・フレンドリーズ」に参戦中。現地時間16日にU-17トルコ代表と対戦し、チームは2-1で勝利を収めたが、シモンズは0-1の後半35分に同点弾となる直接FKを決め、話題を呼んでいる。
ゴール前やや左寄りの位置でオランダにFKが与えられると、キッカーはシモンズ。やや長めの助走から右足を振り抜くと、鋭いカーブのかかったシュートはGKの手が届かない軌道を描き、ゴールネットに突き刺さった。
スター候補生が生み出した最新のゴールに、フランスメディアは注目。テレビ局「BFMスポーツ」は「PSGの“金の卵”シャビ・シモンズが見事なFK」と見出しを打ち、「決定的な働きを見せた」と報じた。また、フランス紙「レキップ」は「絶品のFKを決め、トルコ戦の勝利において際立つ存在感だった」と称賛している。
16歳としてはあまりにも高額な年俸を受け取っているとされるシモンズだけに、フランス国内における注目度は同年代の他の選手の比ではないようだ。そのなかでもしっかりと結果を残すあたりは、未来のスターたる所以だろうか。