浦和、大一番のACL決勝第2戦へ 大槻監督が語った修正点とは? 「非常にありがたい」

ホームでの第2戦へ手応え 「今はボールを使ってチーム全体の攻撃の形だとかを反復できる」

 2年前の決勝戦は、初戦の前にインターナショナル・マッチウィークが入り、一部の選手が日本代表の活動からそのまま中東入りしたことが話題になった。今回は第2戦の前にその帰還が入っているため、浦和としてはU-22日本代表MF橋岡大樹を除く選手たちはまとまったトレーニングをでき、逆にアル・ヒラルはサウジアラビア代表選手たちと外国人選手たちが別々の活動をしてから日本で合流する。

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 それだけに、大槻監督は「試合が詰まっていたこともあり、代表ウイークくらいしかみんなが揃ってトレーニングする機会がなかった。そのうちの何回か最初の方は、選手の状態として、フィットネス面などの取り組みをしなければいけなかった部分が大きかった。今はボールを使ってチーム全体の攻撃の形だとかを反復できるので、この時間は非常にありがたい」と、第2戦へ向けてチームの準備を整える時間として有効に使う構えだ。

 押し込まれた初戦は、逆に言えば攻撃面で相手の手の内をかなり把握できたとも言える。ホームでの第2戦で“逆転の浦和”を見せるため、分析担当を務めた経歴も持つ指揮官は的確に残り1週間の準備期間でチームをカスタマイズしていくはずだ。

(轡田哲朗 / Tetsuro Kutsuwada)



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