レアル守護神、「533分間無失点」を継続 “亡霊”超えへ「あと2分」と海外メディア注目

昨季までレアルに所属していたGKナバス(右)の記録を追うレアルGKクルトワ【写真:Getty Images】
昨季までレアルに所属していたGKナバス(右)の記録を追うレアルGKクルトワ【写真:Getty Images】

5試合連続で無失点のクルトワ ナバスの持つ534分間無失点の記録更新が間近

 レアル・マドリードのベルギー代表GKティボー・クルトワが、昨季まで同クラブに所属していたパリ・サンジェルマンのコスタリカ代表GKケイラー・ナバスの記録を更新するまで、あと「2分」に迫っているようだ。スペイン紙「AS」アメリカ版は、クルトワの累計無失点時間がナバスの持つ記録まで、あと数分間であることを伝えている。

 昨季からレアルに加入したクルトワはナバスとレギュラー争いを繰り広げながら、35試合に出場して48失点という成績で1年目を終えた。そのなかのプレーには重大なミスもあり、ファンからの信頼を得られない不本意なシーズンを過ごした。

 2年目となった今季は、ここまで公式戦14試合に出場して12失点。序盤は失点も多かったが9月後半からは無失点ゲームが多く、現在は10月22日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)グループステージ第3節ガラタサライ戦(1-0)以降、5試合連続で無失点試合を記録している。時間にすると533分間になったという。

 一方、今季からPSGに加入したナバスは、レアル所属時代の無失点記録は534分間となっている。その記録は、2015年5月から9月にわたって作られたものだという。

 次の試合となる現地時間23日のリーガ第14節レアル・ソシエダ戦でいきなり失点をしない限り、クルトワがナバスの記録を更新することになる。同紙はクルトワの現状を「ケイラー・ナバスの亡霊と戦い続けている」と表現しているが、この記録を打ち破ることで、クルトワはファンからの信頼を得られるようになるかもしれない。

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