「J1昇格レース」は今季も混沌 白熱の“PO出場権争い”、勝ち点「2」差に6チームの大混戦
今季J2も残り2試合のクライマックス 柏のJ1復帰は次節以降に持ち越し
J2リーグは9日と10日に、第40節の全11試合が行われ、今季も残すところあと2試合となった。今節にも首位・柏レイソルのJ1昇格が決まる可能性があったが、次節以降に持ち越し。またJ1昇格プレーオフ(PO)に進出できる6位以内を巡る争いは、勝ち点「2」差に6チームがひしめく大混戦となっている。
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シーズンのクライマックスを迎えているJ2リーグは、今節以下の11試合が行われた。
■11月9日(土)
新潟 2-0 岐阜
柏 3-0 鹿児島
■11月10日(日)
山形 1-3 長崎
水戸 2-0 愛媛
栃木 0-0 大宮
町田 1-0 山口
甲府 2-0 福岡
金沢 1-1 岡山
徳島 0-1 横浜FC
千葉 0-0 東京V
琉球 0-3 京都
9日の試合で首位の柏が鹿児島ユナイテッドFCに3-0と完勝。勝ち点を「78」に伸ばしたため、10日に3位の横浜FCが徳島ヴォルティス相手に引き分け以下に終われば、自動昇格の2位以内が確定し、1年でのJ1復帰を決められるところだった。
しかし後半戦に入ってわずか1敗の横浜FCは、5位徳島とのアウェー戦でも手堅い試合運びを見せ、後半31分に生まれたDF武田英二郎のゴールを守り切り1-0で勝利。柏のJ1復帰は次節以降に持ち越しとなった。
その一方で前節2位の大宮アルディージャは、21位に沈む栃木SCとスコアレスドローで足踏み。勝ち点1を上積みしたものの、「73」で横浜FCと並び得失点差で下回り3位に転落した。残り2試合となったなか、自動昇格圏の2位以上を巡る争いはこの3チームにほぼ絞られており、僅差の戦いが最終節まで繰り広げられそうだ。
そしてJ1昇格POに回る6位以上を巡る争いは、例年以上の大混戦となっている。