ミランCEOも同点アシストの本田を絶賛 「信じられない仕事をした。素晴らしい満足感」

本田獲得に尽力したガリアーニCEOはホクホク顔

 ACミランは、2015年のリーグ最終戦となった20日の敵地フロジノーネ戦で4-2の勝利を収めた。チームの強化責任者であるアドリアーノ・ガリアーニCEOは、スタメンフル出場で1アシストの日本代表MF本田圭佑のプレーを絶賛している。試合後にイタリアの衛星放送局「スポーツ・メディアセット」のインタビューに応じた。
 前半にGKのスローイングからスルーパスと、縦パス2本で中央を割られるお粗末な守備で先制点を与え0-1でハーフタイムを迎えると、仏頂面のCEOはロッカールームへ直行。シニシャ・ミハイロビッチ監督を捕まえ、お家芸となった現場介入を実施したと同局の放送でも伝えられた。その効果があったのかは定かではないが、後半、ミランは本田のアシストによるDFイニャツィオ・アバーテの同点ゴールを皮切りに4得点と爆発。逆転勝利を収めている。
「ハーフタイムにミハイロビッチと話して、前半のプレーを継続できれば勝利できるという説得に納得した。その決意に安心したんだ」
 ガリアーニCEOは、ハーフタイムの真相をこう語った。
 そして、試合全体を見渡して中盤の機能性に満足感を示している。この日は右からMF本田、MFリッカルド・モントリーボ、MFアンドレア・ベルトラッチ、MFジャコモ・ボナベントゥーラの4人がプレーしていた。
 CEOは「この4人のMFには好感を持った。今夜は非常に良い仕事をしてくれた」と語ると、自ら本田についてのコメントを始めた。

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