苦悩の浦和、「J1残留争い」の重圧を軽減できず 過密日程の「ACL決勝」へ打開策はあるか

中3日で川崎戦、中3日でACL決勝のサウジアラビア遠征へ

 浦和は11年の残留争いを凌ぐと、翌年からミハイロ・ペトロヴィッチ監督(現・北海道コンサドーレ札幌監督)を招聘してコンスタントに上位に絡んだ。しかし、17年夏にペトロヴィッチ監督との契約を解除すると、堀孝史監督、オズワルド・オリヴェイラ監督、そして大槻監督と、この2年間だけで3人の指揮官がチームを率いている。加えて言えば、3シーズン連続でシーズン途中での監督交代になっている。

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 その部分について柏木は、「失点シーンどうこうよりも、チームとしての成熟度の差なのかなと。毎年、毎年、監督が代わって難しい状況ですし、そのなかでチームを作ることの難しさがあります。大槻監督もそうだろうし、選手としても難しさがあるなかでやっています。まだ試合も続くし、ACLの決勝もあるなかで、チーム一丸となって乗り切っていくしかない。これを乗り越えられれば、もっと成長できると信じてやっていければ」と、難しい時期になっていることを吐露した。

 この鹿島戦を終え、中3日で川崎フロンターレ戦を戦い、そして中3日でサウジアラビア遠征をしてアル・ヒラルとのACL決勝第1戦と、息をつく暇がない。宇賀神は「恐れることなく目の前の試合だけを考えて、勝ち点を計算するんじゃなくて、目の前の一戦、ただそれだけにすべてをかけて戦うことをしなければいけない」と過去の経験からも話す。

 ACLとの絡みで日程の消化が早くなった浦和は、川崎戦を終えるとリーグ戦は残り2試合になる。ACL決勝でアジア王者を争っている間に、他クラブとの勝ち点状況がどうなっているかは予断を許さない。まずは周囲の状況よりも、自分たちが勝ち点を積み上げられるのか。川崎戦の結果次第では、ラスト2試合で計り知れないプレッシャーと戦う可能性も十分に残っている。

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