ミランが“ラキティッチ争奪戦”に参戦か クロアチアの英雄ボバンが獲得に意欲と伊報道
バルセロナで不遇の31歳MF インテル、マンUも今冬の獲得狙う
バルセロナのクロアチア代表MFイバン・ラキティッチは、今冬の移籍市場での退団が噂されているが、イタリアの名門ACミランの復権を目指すクロアチアの英雄ズボニミール・ボバン氏が獲得に意欲を見せているという。イタリアのサッカー専門メディア「カルチョメルカート・コム」が報じている。
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31歳のラキティッチは今季、レギュラーとは言い難い起用法となるなかで、2021年6月までの契約期間を残すものの退団を希望しているとスペインメディアなどで報じられている。セリエAでは中盤の枚数不足に悩むインテルのアントニオ・コンテ監督も獲得を望んでいるとされるが、同じミラノを本拠地とする名門ミランもまたラキティッチの獲得に乗り出すとした。
それを主導しているのが、今季からミランの幹部に名を連ねているかつての10番で、クロアチア代表でも歴戦の英雄として知られるボバン氏だという。米ファンド「エリオット・マネジメント」が経営権を取得したミランは、未来のある若手の獲得を経営陣が進言して夏の移籍市場を過ごしたとされるが、ボバン氏は「精神的に若く脆いチームに、質と経験を与える必要がある」と力説したという。
エリオット側もボバン氏の主張を受け入れ、ラキティッチ獲得への予算編成に前向きだとしている。ボバン氏は「私たちがミランである限り、必要な場所へ持っていくために改善を目指す必要がある」という意見を述べたとした。
ラキティッチに関しては、イングランドの名門マンチェスター・ユナイテッドも冬の移籍市場での獲得に前向きだとしている。バルセロナで冷遇されるプレーメーカーは、ミラノの2クラブかイングランドか、いずれかの名門にキャリアの場を移すことになるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)