フェイスガードが“黒マスク”に!? ゴール後の奇妙な瞬間に海外注目「ヘディングの衝撃で…」
ローマFWジェコ、フェイスガード着用のヘディングシュートがコミカルな結果に
イタリア・セリエAのローマは現地時間27日、リーグ第9節ACミラン戦に臨み、2-1の勝利を収めた。ボスニア・ヘルツェゴビナ代表FWエディン・ジェコが先制点を挙げた際、着用していたフェイスガードがずれ落ちて“マスク”になっていたシーンに海外メディアは注目し、「頭部が露わになった」と伝えている。
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公式戦4試合連続ドロー中だったローマは、ホームにミランを迎えた一戦で前半38分、ジェコのゴールで先手を取る。後半10分には一度追い付かれたものの、直後の同14分にイタリア代表MFニコロ・ザニオーロが決勝点を沈め、リーグ戦では第6節レッチェ戦(1-0)以来となる勝ち点3を獲得した。
この試合で先制点を挙げたジェコは、頬骨の骨折でフェイスガードを着用して出場中。プレーへの影響が心配されるなか、ゴールシーンではこぼれ球を丁寧なヘディングシュートで押し込んでみせた。しかし、この際にフェイスガードがずれ落ち、まるで黒いマスクをしているかのような姿になり、反響を呼んでいる。
衛星放送「スカイ・スポーツ」イタリア版は「ジェコが得点、そしてフェイスガードを失う」と報じ、「ヘディングの衝撃でフェイスガードが下がっていった」と奇妙な瞬間を描写。また、オランダメディア「VI.nl」は「フェイスガードを着けたジェコが得点し、頭部が露わになった」と伝えている。ジェコ自身も得点後にずり落ちたフェイスガードを指差すようなパフォーマンスを見せており、まんざらでもなかったようだ。
なお、ジェコはこのゴールによってローマでの通算ゴール数を「92」としている。歴代7位の数字であり、6位の元イタリア代表FWヴィンチェンツォ・モンテッラまであと「10」。歴史に名を刻みつつあるジェコだが、今回はややコミカルな形でゴールが世界に発信されることとなった。