ルヴァン杯決勝のヒーローになり損ねた男 札幌DF福森が胸中吐露「やり切った感はある」

コンサドーレ札幌の福森【写真:Getty Images】
コンサドーレ札幌の福森【写真:Getty Images】

一時は勝ち越しのFKを決めた札幌DF福森、PK戦の末に古巣・川崎に敗戦

 コンサドーレ札幌のDF福森晃斗は、26日のルヴァン杯決勝戦で延長前半に一時は勝ち越しの鮮やかなフリーキックを決めた。PK戦の末の悔しい敗戦となったが、試合後には「やり切った感はあるし、悔しさはあるけど楽しさがあった」と清々しかった。

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 福森が「プロ契約をしてくれたチームを相手に、こういう大舞台で戦えたことがまずは幸せだった」と話したように、2011年に桐光学園高校から川崎に入団し、同年にプロデビュー。しかし、限られた出場機会の中で15年に当時J2の札幌へ期限付き移籍し、翌年には完全移籍となった。昨季にミハイロ・ペトロヴィッチ監督が就任すると、正確な左足のキックを持つ左ストッパーとして活躍してきた。

 そのキックが生かされた瞬間が延長前半に訪れた。同4分にMFチャナティップがドリブルでゴール前に切り込んだ場面で、DF谷口彰悟がファウル。ゴール正面からやや右サイドで、20メートル前後という絶好の位置でのフリーキックを得た。このプレーでビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)の進言と映像確認が入り、谷口が当初のイエローカードからレッドカードに判定が変更になり、約5分間プレーが中断する顛末もあった。しかし福森は「少し時間があったけど、集中して臨むことができた」と話し、その影響はなかった。

 そしてボールの位置からゴールを確認した福森は「最初に狙いたいと思っていたところに山村(和也)が立っていて、そこの壁が高かった。その後に、ファーサイドとボールを結ぶ延長線上を見ると、そこは長谷川と大島だったので、そっちの上を狙おうと思った」のだという。そして、その言葉通りの弾道で飛んでいった左足の一撃はゴールに吸い込まれ、10人の川崎を相手に3-2でリードする、優勝を決め得る一撃だった。

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