レアルの補強ターゲットが軒並み“不調” ビッグネーム4人の現状にスペイン紙注目
ネイマール、ポグバ、エリクセンが苦戦中 唯一結果を残すファン・デ・ビーク
レアル・マドリードはリーガ・エスパニョーラ、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)でシーズン序盤こそ勝ち点3を確保しきれない試合があったものの、リーガで2位、CLでも初勝利とトップギアに入りつつある。若手有望株を集めるとともに今後の補強にも注目が集まるが、そのターゲットの多くが“不調”だとスペイン紙「マルカ」が伝えている。
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同紙は獲得可能性のある4人のビッグネームとして、ブラジル代表FWネイマール(パリ・サンジェルマン/PSG)、フランス代表MFポール・ポグバ(マンチェスター・ユナイテッド)、デンマーク代表MFクリスティアン・エリクセン(トッテナム)、オランダ代表MFドニー・ファン・デ・ビーク(アヤックス)を挙げている。
ネイマールはバルサとの移籍交渉が破談になった。その直後は敵対的なファンが存在したものの鮮やかなオーバーヘッドキックで健在ぶりを示した。ただし10月のブラジル代表戦で負傷するなど、完璧な再起には至っていない。
ジネディーヌ・ジダン監督が獲得を熱望するポグバも、プレミアリーグで540分プレーしながらもまだ得点はゼロで、足首を痛めた。今季はユナイテッド再建を目指すはずがチームはリーグ戦14位と、個人としてもチームとしても苦境に陥っている。
パフォーマンスで言えば、同じ中盤のエリクセンも同じだ。本人はレアル移籍を望んでいたものの、ジダン監督はポグバに目を向けたことでレアルも移籍交渉打ち切った。そのショックが尾を引いているのか、直近2試合のスタメンからこぼれ落ちている。
唯一結果を残していると言えるのが、ファン・デ・ビークだ。MFフレンキー・デ・ヨング(→バルセロナ)、DFマタイス・デ・リフト(→ユベントス)が去ったアヤックスを支え、公式戦14試合3ゴール6アシストの成績を残している。
覇権奪回とともに世代交代を目論むジダン監督体制の下、誰が“新・銀河系”の獲得ファーストチョイスになるのか。レアル以外の試合からも目が離せなさそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)