18歳久保、堂安&伊東と異なる“独自カラー”に意欲 「みんな同じタイプだとつまらない」
モンゴル戦で右サイドハーフを務めた伊東が大活躍 堂安も控えるなか“自分のストロング”での勝負を視野
森保一監督率いる日本代表は14日、カタール・ワールドカップ(W杯)アジア2次予選タジキスタン戦(15日/現地17時15分キックオフ)に向けて、試合会場となるリパブリカン・セントラル・スタジアムで前日練習を行った。10日の同モンゴル戦(6-0)で出番のなかった18歳MF久保建英(マジョルカ)は練習後、熾烈な右サイドハーフのポジション争いについて「みんな同じタイプだとつまらない」と“自分のカラー”を出していくことを誓った。
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今夏に名門レアル・マドリードと契約した久保は、その後同じスペイン1部のマジョルカへレンタル移籍。9月1日のリーガ第3節バレンシア戦(0-2)でリーガデビューを果たすと、第5節ヘタフェ戦(2-4)では初アシストを記録するなど、リーグ戦6試合(うち先発2試合)に出場して10月のW杯予選2試合を迎えた。
モンゴル戦では先発出場したMF伊東純也(ヘンク)が3アシストの大活躍。森保ジャパン発足時から攻撃を牽引してきたMF堂安律(PSV)も控えており、右サイドハーフの競争は熾烈を極める。久保にとって、レギュラーをつかむのは簡単なミッションではないが、先輩2人とは違ったカラーを出すことを考えているようだ。
「堂安選手や伊東選手に自分が合わせていくつもりはないです。自分は自分のストロングがあると思うし、他の選手もストロングがあります。みんな同じタイプだとつまらないと思うので。3人いて、3人とも違うプレースタイル。誰が出ても面白さがあると思います」
スペインで研鑽を積む久保が、堂安や伊東とは異なるプレーをどういった形で披露するのか。18歳のレフティーは、静かにチャンスを待っている。
(FOOTBALL ZONE編集部・小田智史 / Tomofumi Oda)