主将DF吉田、モンゴル戦快勝でポジション争いの激化予感 「チームの活性化になる」
コーナーキックから1ゴールの吉田が言及 「もっと競争が激しくなっていい」
日本代表は10日、カタール・ワールドカップ(W杯)アジア2次予選のホーム初戦でモンゴルと対戦、森保一監督体制で最多得点を決めて6-0と快勝した。キャプテンを務め、1ゴールを挙げたDF吉田麻也(サウサンプトン)は「全てのポジションで競争が激しくなることがチームの活性化になる」と定位置争いの重要性を強調した。
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日本は前半22分にMF伊東純也(ヘンク)のアシストからMF南野拓実(レッドブル・ザルツブルク)のヘディングシュートで先制。同29分にはコーナーキックから吉田も頭で押し込み、追加点を奪った。同33分にはDF長友佑都(ガラタサライ)が代表10年ぶりのゴール、そして同40分にはワントップで先発したFW永井謙佑(FC東京)がネットを揺らした。
後半にも2得点を加え、日本はW杯2次予選のホーム初戦を快勝で終えた。吉田も「立ち上がりに多くの得点をできたことが、ゲームを進めるうえで楽になった」と試合の進め方に手応えを感じた様子だ。
得点シーンについては「(酒井)宏樹がそのまま入れれば良かったですけど、相手が来ていたので触るしかなかった。ラッキーでした。あれだけセットプレーがあったし、自分にもチャンスがあったのでもっと決められれば良かった」と振り返っている。
この試合では途中出場のFW鎌田大地(フランクフルト)もゴールを決めるなど、ベンチからピッチに立った選手もアピールに成功したが、吉田は下からのさらなる突き上げに期待しているようだ。
「前の試合から出た選手も途中から出た選手も活躍した。力の差はあったが、勝って次の試合に向かえるのは良かった。もっと競争が激しくなっていいと思っているので、全てのポジションで競争が激しくなることがチームの活性化になる」
日本は次節アウェーでタジキスタンと対戦する。勝利がノルマとされるこの一戦だが、18歳のMF久保建英(マジョルカ)ら新世代の選手の活躍にも注目だ。
(FOOTBALL ZONE編集部)