神戸イニエスタ、“キャリア最悪”の2-6大敗に海外メディア注目 「途方もない敗戦」

ヴィッセル神戸のイニエスタ【写真:Noriko NAGANO】
ヴィッセル神戸のイニエスタ【写真:Noriko NAGANO】

バルセロナ時代、スペイン代表時代の大敗を紹介 アマチュア時代には0-5も…

 J1ヴィッセル神戸は5日、敵地で第28節サンフレッチェ広島戦に臨み、2-6の大敗を喫した。元スペイン代表アンドレス・イニエスタら世界的名手を擁する神戸の衝撃的なスコアでの敗戦に、海外メディアも注目している。

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 神戸は前半5分に広島MF稲垣祥のゴールで失点したものの、同19分にはFW古橋亨梧のゴールで同点に追い付く。しかし同39分に再び稲垣に決められ、1-2のビハインドでハーフタイムを迎えた。

 そして後半20分から試合は大きく動く。決定機阻止で神戸DF大﨑玲央が退場となると、このプレーで与えたFKを広島MF森島司に直接決められて1-3とされてしまった。それでも同32分にはFW田中順也が決めて1点差に詰め寄ったが、終盤は広島MF川辺駿、FWドウグラス・ヴィエイラ、森島に立て続けにゴールを決められ、2-6の大敗を喫することとなった。

 イニエスタや元スペイン代表FWダビド・ビジャ、元ベルギー代表DFトーマス・フェルマーレンらを擁しながらの惨敗を、海外メディア「Be Soccer」は「イニエスタがキャリア最悪の敗戦に苦しむ」と見出しを打って報じている。

 記事では「アンドレス・イニエスタが所属するヴィッセル神戸は、サンフレッチェ広島を相手に2-6の途方もない敗戦を喫した。イニエスタにとってキャリア最悪の敗戦だ」として、イニエスタの過去の“大敗”を紹介。バルセロナの一員としての0-4の敗戦が3回(ヘタフェ戦、バイエルン・ミュンヘン戦、パリ・サンジェルマン戦)と、スペイン代表として臨んだ2014年ブラジル・ワールドカップ(W杯)初戦オランダ戦での1-5の敗戦を取り上げている。

 いずれも4点差の敗戦であり、今回とスコアは違えど同程度の大敗として捉えられている。一方で、アマチュア時代も含めるとバルセロナBに所属していた2002年、スペイン3部でエルクレスに0-5で敗れているという。イニエスタにとって、広島戦は“プロキャリア最悪”の一戦となってしまったようだ。

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