ミランの“氷漬け”クラッシャーが9月以来の先発復帰へ 苦境脱出の好機になるか

1月の移籍も噂されるデヨングがベローナ戦でスタメン予想

 レスターなどへの移籍の可能性が浮上しているACミランの元オランダ代表MFナイジェル・デヨングが、13日の本拠地ベローナ戦で9月27日のジェノア戦以来となる先発復帰を果たす可能性が高まっている。イタリア地元紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」が、「デヨングがミハイロビッチ監督を助ける」と報じている。

 昨季中盤のキーマンとして最大級の貢献を見せていた元オランダ代表のボランチは、今季ベンチ暮らしを続けてきた。そしてここにきてブレーメン、シャルケというドイツ勢とともに、岡崎慎司の所属するレスターも来年1月の争奪戦に参戦すると報じられたばかりだが、シニシャ・ミハイロビッチ監督は百戦錬磨のクラッシャーを再び先発に戻した。

「冷凍庫に入っていた選手が、出てくる。このオランダ人は9月から技術的な選択と、怪我であまりプレーしていなかった。今、彼のフィジカルと個性が必要になる」

 記事では、こう報じられている。”氷漬け”にされていたデヨングの復帰で、ミランには強靭なフィジカルと闘志が投入されることになるという。本田はリーグ戦10試合連続で先発落ちという苦境に瀕しているが、デヨングのように解凍される瞬間はやってくるのだろうか。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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