レアル“15歳”中井卓大は「日本の新たな宝石」 衝撃の左足ミドル弾を海外メディア称賛
フベニールCで今季初ゴール、海外メディアも反応 「新たな久保?」
スペインの名門レアル・マドリードの下部組織フベニールC(U-17相当)に所属する15歳MF中井卓大が、現地時間28日に行われたアラバカ戦(6-1)で華麗なミドルシュートを叩き込み、話題を呼んでいる。海外メディアも反応し、「日本の新たな宝石」と賛辞を送っている。
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“ピピ”の愛称で親しまれる中井は現在フベニールCに所属し、新たなシーズンを戦っている。フベニールはC、B(U-18相当)、A(U-19相当)の3つに分かれており、その狭き門を突破すれば今夏に日本代表MF久保建英(マジョルカ)が在籍していたカスティージャ(レアルB)が見えてくる。
そうしたなか、28日のアラバカ戦で見事なゴールが生まれた。ペナルティーエリア手前の右サイドでルーズボールを拾った中井は、右足裏を使ったファーストタッチで対峙した相手をかわすと、左足を巧みに使いながらドリブルでカットイン。相手DFに飛び込ませることなくシュートコースを作り左足を振り抜くと、美しい軌道を描いたミドルシュートがゴール左上隅に吸い込まれた。
レアル公式ツイッター日本語版は、ゴールシーンの動画を投稿するとともに、「PIPIの今季初ゴールは美しい左足ミドル弾!」と称賛。また海外サッカーサイト「BeSoccer」スペイン語版は、「“新たな久保”? マドリード・フベニールの新たな宝石が決めたゴラッソに注目」との見出しを打って伝えると、「タケ・クボがマジョルカへ期限付き移籍した後、レアル・マドリードが別の日本の新たな宝石を手にしたようだ。彼の名前はタクヒロ・ナカイ、フベニールCでプレーしている」と、15歳MFが決めたスーパーゴールを紹介している。
世界中から逸材が集結し、熾烈な生存競争が繰り広げられるレアルの下部組織。そのなかで逞しくプレーする中井は自らのゴラッソによって、稀有な才能の持ち主であることを世界に向けてアピールしている。