「ふざけたミスだ」 まさかの軸足スリップで同点弾献上…ファン糾弾「スキャンダル」
3連勝中のカリアリがヴェローナと対戦 1-0リードの後半21分に致命的ミスで失点
イタリア・セリエAの舞台で生まれた、なんとももったいない失点が話題を呼んでいる。自陣ペナルティーエリア内でのスリップによって献上した失点に、「ふざけたミス」と厳しい声が寄せられている。
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衝撃のミスが発生したのは、現地時間9月29日に行われたセリエA第6節カリアリ対エラス・ヴェローナの一戦。ホームのカリアリは前半29分にMFジョアン・ペドロのゴールで先制し、後半もリードを保ったまま試合を進めていた。
しかし、後半21分に予期せぬ出来事が起こってしまう。自陣ペナルティーエリア内でバックパスを受けたカリアリDFファビオ・ピサカーネは、プレッシャーをかけてくるヴェローナDFダビデ・ファラオーニをいなすためロングボールを蹴ろうとしたが、軸足を踏み込んだところでまさかのスリップ。目の前にボールが転がってきたファラオーニは、難なく左足でゴールを決めている。
結局、最後までこの失点が響いたカリアリは1-1のドロー。前節で強豪ナポリを1-0で破り、リーグ3連勝を達成していただけに、痛恨のミスとなった。
衛星放送「スカイ・スポーツ」イタリア版は、公式インスタグラムで「ピサカーネがエリア内でスリップ」と驚きの表情の絵文字を添え、動画を投稿。コメント欄では「セリエAにいることがスキャンダル」「一度あったことはまた起こるぞ」「ふざけたミスだ」という手厳しい声や、「ナポリ戦ではキャリア最高のプレーだったのに」と落胆する声も見られた。一方、相手サポーターからは「ありがとう!」という皮肉も寄せられている。
独特の守備文化を持つセリエAだけに、自らゴールを献上するようなミスには容赦のない批判も多かった。カリアリの次節はローマ戦。サポーターも称賛したナポリ戦のようなパフォーマンスを再び見せ、信頼を回復することはできるだろうか。