インテルFWサンチェス、古巣バルサ戦を前に決意 「2回のチャンスを決めなければ…」
リーグ6連勝中のインテル、CL第2節はアウェーでバルセロナと激突
インテルのチリ代表FWアレクシス・サンチェスは、ミッドウィークの現地時間10月2日にUEFAチャンピオンズリーグ(CL)で古巣バルセロナとの試合を控え、UEFA公式サイトのインタビューで「2回のチャンスを決めなければ、0-3で負ける」というコメントを残している。
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イタリアのウディネーゼで欧州でのキャリアをスタートさせ、2011年にバルセロナへとステップアップしたサンチェス。当時を「(ジョゼップ・)グアルディオラ(監督)に、シャビ、イニエスタ、そして偉大なキャプテンだったプジョルがいた。史上最高のバルセロナとも言われた。そこで、ポゼッションサッカーを学んで、違ったサッカーを学んだ」と振り返ったうえで、今季から加入のインテルでの戦いについては、次のように決意を明かしている。
「競争力があるというところで満足するのではなく、勝利するために戦う。全ての選手が優勝したいと思っている大会だ。インテルが再びCLに希望を持てることは素晴らしい。将来のための準備を進めているクラブであり、インテルで何かを獲得したいと思ったからこそイタリアに戻ることを決めたんだ」
そして、バルセロナとの戦いに言及すると「彼らはホームで非常に強い」というシンプルな強みを指摘。そして、「もし僕たちに1つか2つのチャンスがあれば、そこでゴールを決めなければいけない。そうでなければ、0-3で負ける。マンチェスター・ユナイテッドにいた時、彼らとの対戦で3回か4回のチャンスを逃してしまった」と、特にアウェーゲームでは少ないチャンスを生かすことの大切さがあるという“経験則”を語った。
このグループはドルトムントも同居するだけに、前評判からも簡単な“2強リーグ”になるとは予想しづらい。開幕節は両チームとも引き分けた。決勝トーナメント進出を考えれば、この試合は今後の戦いの優位性を確保するためにも、結果が重要なタイミングになる。勝ち点が並んだ場合は直接対決の優劣が比較されることからも、インテルにとってはゴールの価値も大きい。
バルセロナは決して良いとは言えないシーズン序盤を過ごすなか、インテルはリーグ開幕6連勝と好調でぶつかる。古巣対決となるサンチェスは、敵地バルセロナでの貴重なゴールと勝利をもたらすことができるだろうか。