36歳デ・ロッシ、イタリア代表復帰か 2年半ぶり招集の可能性を海外メディア報道
今夏にアルゼンチンのボカに移籍 好調を維持してマンチーニ監督が復帰要請
今季からアルゼンチンの名門ボカ・ジュニアーズに移籍したイタリア人MFダニエレ・デ・ロッシが、約2年ぶりの代表復帰することが濃厚になったという。英衛星放送「スカイ・スポーツ」が報じた。
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デ・ロッシは昨季限りで母国の名門ローマと契約満了になり、現役引退までささやかれた。だが、現役続行を選択し、イタリア国内移籍は“ローマ愛”に徹することから拒絶したデ・ロッシには、欧州の他国だけでなく、中東や中国からのオファーも報じられた。そのなかで、36歳のベテランの選択はアルゼンチン行きという意外なものだった。
ボカ行きにはアルゼンチンのレジェンドであるディエゴ・マラドーナ氏も「デ・ロッシが通り掛かったら、十字を切って祈りを捧げるべき」という“ジーザス宣言”をして感動を表していた。そして、そのパフォーマンスはイタリア代表を率いるロベルト・マンチーニ監督に代表復帰の要請をさせるに至ったという。
イタリアは10月の国際Aマッチウィークに2020年欧州選手権の予選でギリシャ、リヒテンシュタインと対戦する。デ・ロッシが復帰すれば、2018年ロシア・ワールドカップ(W杯)への出場権を逃すことになった、17年11月のW杯予選プレーオフでのスウェーデン戦(2戦合計0-1)以来の復帰になる。
情熱のボカでモチベーションも含め復活を果たしているデ・ロッシ。若手路線に切り替えつつあるイタリアで、どのようなベテランの味を注入することになるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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