野津田が、柴崎が、清水が… 負傷者続出の広島がCWC初戦オークランドシティ戦で傷だらけの2−0勝利!

13日の準々決勝ではTPマゼンベと対決

 後半立ち上がりの広島は、再びアクシデントに見舞われてしまう。後半4分、途中出場していたMF柴崎が相手DF岩田にチャレンジした際に右膝を故障。担架でピッチの外に運ばれるアクシデントに見舞われた。森保監督は同7分にMFドウグラスを投入した。さらに同16分、接触プレーで右足首をひねったMF清水が負傷。トレーナーの静止を振り切ってピッチに戻ったが、同20分にDF佐々木翔と交代。交代枠3つを全て負傷者の交代で使用する苦しい展開になった。

 ピッチ上ではオークランドに70パーセントほどのボール支配を許した広島だが、最終ラインが崩れる気配はなく、逆にカウンター攻撃は冴えた。ドウグラスや浅野に惜しいチャンスが訪れる中、同25分に待望の追加点が決まる。同25分、攻撃参加したDF塩谷司が角度のないところから放ったシュートが決まり、2-0とリードを広げた。

 結局、相手に枠内シュートを許さなかった広島はこのまま2-0で危なげなく勝利。13日の準々決勝では、アフリカ代表のTPマゼンベ(コンゴ民主共和国)と対戦する。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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