古巣帰還の香川が見せた“ある変化” ドルトムントサポーターが回想「初期と比べて…」

ドルトムント時代のMF香川真司【写真:Getty Images】
ドルトムント時代のMF香川真司【写真:Getty Images】

【現地発】ドルトムントサポーターが振り返る香川真司 「本当にアメージングな存在」

 ドルトムントは現地時間17日、「DAZN」が全試合を独占放送するUEFAチャンピオンズリーグ(CL)開幕節でバルセロナと対戦し、ホームで0-0と引き分けた。開幕屈指のビッグカードに、ジグナル・イドゥナ・パルクは8万人の超満員。試合前、ドルトムントサポーターに昨季途中まで在籍していた日本代表MF香川真司について尋ねると、日本人アタッカーの“ある変化”を語ってくれた。

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 今季のCLで“死のグループ”と位置付けられているのはグループF。バルセロナ、ドルトムント、インテルらビッグクラブが決勝トーナメント進出の2枠を争うことになる。開幕戦ではドルトムントがバルセロナを迎え撃ち、試合の主導権を握るもドイツ代表MFマルコ・ロイスのPK失敗が響き、スコアレスドローの痛み分けに終わった。

 試合前、開場を待つドルトムントサポーターに突撃し、日本人の記者であることを伝えると、「オー! シンジ! シンジ!」とハイタッチを求められた。2010年から2年間、14年から5年間在籍していた香川について質問すると、快く答えてくれた。

「香川は加入直後から本当にアメージングな存在になったが、欧州の舞台では動きが固かったのを覚えている。きっと、緊張していたんだろうね。リーグで見る彼とは少し違っていた。もちろん、彼が素晴らしい中心選手であったことには変わりない。でも、リーグのほうが心地良くプレーしていたのは間違いない」

 11-12シーズンにCL初出場を果たした当時22歳の香川はグループリーグ第5節のアーセナル戦(1-2)の後半アディショナルタイムにゴールを奪ったものの、チームは1勝1分4敗の成績で最下位での敗退を余儀なくされた。一方、マンチェスター・ユナイテッドを経て、2年後に古巣へと帰還した香川には、少し変化が見られたという。

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