「FKキング」はメッシ? 中村俊輔? “貴公子”ベッカムの驚愕弾に再脚光「史上最高」
CL公式インスタグラムが21年前に生まれたベッカムのFK映像を公開
史上最高のFKキッカーの論議で必ずと言っていいほど名前が挙がる1人が、“貴公子”と呼ばれた元イングランド代表MFデイビッド・ベッカム氏だろう。マンチェスター・ユナイテッド所属時代、強敵バルセロナを相手に鮮やかすぎる一撃を叩き込んだなか、16日に更新されたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)公式インスタグラムでは「1998年のこの日……」と21年前に生まれた驚愕FKの映像を公開している。
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CL公式インスタグラムが投稿した映像は、1998年9月16日のCLグループステージ初戦、ユナイテッド対バルセロナのワンシーンだ。前半16分、元ウェールズ代表MFライアン・ギグスのゴールでユナイテッドが先制。同24分にはギグスの追加点で突き放すも、後半2分と同14分に被弾して2-2に追いつかれた。
そんな緊迫したムードのなかでホーム会場を沸かせたのがベッカムだ。5万3601人が本拠地オールド・トラッフォードに駆け付けたなか、相手ゴールまで約25メートルの位置でユナイテッドがFKを獲得。7番を背負ったベッカムがボールをセットすると、短い助走から右足を振り抜く。壁を越えたボールは鋭く曲がりながらゴール左隅へ吸い込まれた。
若き日のベッカムは両手を挙げてガッツポーズを見せると、両膝から地面にスライディング。上手く滑らず、地面をえぐる形で躓いたが、そのまま何事もなかったかのようにくるりと回転して喜びを爆発させた。
CL公式ツイッターは「1998年のこの日……」と記してFK映像をアップ。「ベッカムがこの素晴らしい一撃をバルセロナ戦で決めた。オールド・トラッフォードでの最終スコア? 3-3」と続けている。また開幕した今季CLに引っ掛けて、「CLのFKキングは誰?」とファンに問いかけている。
コメント欄では「リオネル・メッシ」「ジュニーニョ」「中村俊輔」「クリスティアーノ・ロナウド」などの名前が挙がった一方、「ベッカムが史上最高」という声も多く見られた。今季のCLでもFKから鮮やかなゴールが生まれるだろう。果たして、どの選手が歴史に残る一撃を決める注目だ。