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アントワープ三好は「ジャイアントキラー」 デビュー即決勝弾の活躍に現地紙注目
アンデルレヒト戦で決勝ゴール 同僚のトルコ代表GKも「重要な存在になれる」と称賛
ベルギー1部アントワープの日本代表MF三好康児は現地時間15日、敵地でのリーグ第7節アンデルレヒト戦に後半37分から途中出場。その5分後に決勝点を沈め、2-1の勝利に貢献した。現地紙も衝撃的なデビューに注目している。
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三好は今夏のコパ・アメリカ(南米選手権)に日本代表として参戦し、グループリーグ第2戦ウルグアイ戦(2-2)では2得点を記録した。大会後には期限付き移籍していた横浜F・マリノスに戻ったが、欧州移籍を前提に契約を解除。その後、8月20日に保有権を持つ川崎フロンターレからアントワープに期限付き移籍することが発表されていた。
そして、名門アンデルレヒト戦で待望のデビューを飾る。1-1で迎えた後半37分、MFリオル・ラファエロフとの交代で途中出場すると、わずか5分後の同42分に左足の強烈なシュートで決勝点を叩き込んだ。
いきなり名門を撃沈させる一撃を決めた三好に、ベルギー紙「HLN」も注目。「身長167センチのミヨシはジャイアントキラー」と見出しを打ち、「日本人は一瞬でアンデルレヒトにインパクトを残す。その左足によって相手を土俵際に追い詰めた」とその活躍を報じた。
また、記事では同僚のトルコ代表GKシナン・ボラトの「彼は合流初日から、トレーニングで光るものを見せていた。とても重要な存在になれる選手だ」というコメントを紹介し、「167センチと小柄ながら、サイズの問題を吹き飛ばしている」と称賛。さらに三好自身のコメントを次のように報じている。
「こういうプレーを見せたいと思っていました。試合後、チームメートはみんな『なんてゴールだ』と言ってくれた。こんな機会に恵まれて幸せです。僕たちのチームは強くて、クオリティーがある。ベルギーでもっと自分のプレーを見せたいし、これはまだ最初のステップだと思っています」
新天地でのスタートはこれ以上ないものとなった三好。ここまで4勝2敗で暫定5位と好調を維持するアントワープで、より重要な存在になっていくことを期待したい。