サウサンプトン吉田、フル出場で完封勝利に貢献 「役割以上のプレー」を英メディア称賛
シェフィールド戦で1-0勝利 CBとして今季2勝目に導く
日本代表DF吉田麻也の所属するイングランド・プレミアリーグのサウサンプトンは現地時間14日、アウェーでシェフィールド・ユナイテッドと対戦し、1-0の勝利を収めた。吉田は先発フル出場し、無失点での勝利に貢献。英メディアは「役割以上のプレー」と称賛している。
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吉田は9月上旬の国際Aマッチウィークで、日本代表として国際親善試合パラグアイ戦(2-0)、カタール・ワールドカップ(W杯)2次予選ミャンマー戦(2-0)にいずれも先発フル出場。良い状態を維持してサウサンプトンに戻っていた。
シェフィールド戦では第2節リバプール戦(1-2)以来の先発出場を果たすと、センターバック(CB)として攻守に奮闘。守備陣に安定感をもたらすと、チームは後半21分にマリ代表MFムサ・ジェネポが先制点を挙げ、最後まで1点を守り切って今季2勝目を完封で飾った。
英公共放送「BBC」は、「(サウサンプトンのラルフ・)ハーゼンヒュットル監督のチームは勝利のためにハードワークした」としたうえで、CBを務めた吉田とデンマーク代表DFヤニク・ヴェスターゴーアの両選手のプレーに言及。「試合終盤にホームチーム(シェフィールド)が圧力を強めてくるなか、ヤニク・ヴェスターゴーアとマヤ・ヨシダは役割以上のプレーを見せた」と完封勝利の“立役者”を称賛している。
ハーゼンヒュットル監督は試合後、「我々にとってポイントになったのは、立ち上がりから良いプレーを見せられたということだ」と語り、試合を通しての安定したパフォーマンスを勝因に挙げた。今季は開幕から連敗スタートとなったが、今回の勝利で10位に浮上。巻き返しを図るサウサンプトンで、安定を支える吉田の活躍にも注目していきたい。