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モウリーニョは「サッカー界で最高の人物の1人」 エトーが恩師の“人間力”を絶賛
インテル、チェルシー時代に師弟関係 「リスペクトされるべき人間がそう思われていない」
現地時間6日に現役引退を発表した元カメルーン代表FWサミュエル・エトーが、インテルとチェルシー時代の恩師であるジョゼ・モウリーニョ氏とイベントに出席。そのなかでエトーは、モウリーニョ氏について「サッカー界で最高の人物の1人」と話したと、スペイン紙「マルカ」が報じた。
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カメルーン出身のエトーは、16歳の時にレアル・マドリードと契約するために渡欧。レガネス、エスパニョールと他クラブへレンタルされる日々が続いた。1999-2000シーズン後半にマジョルカへレンタルされた後に完全移籍。そしてマジョルカではスペイン国王杯優勝に貢献するなど、ストライカーとしての力を発揮し、その活躍が認められ04年にバルセロナへ移籍した。
バルセロナでは二度のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)優勝を含む多くのタイトル獲得に貢献し、世界中にその名を轟かせることになった。09年に移籍したインテルでは、モウリーニョ監督の下で1年目にCL制覇を含む三冠達成。その後はロシアを経由してプレミアリーグに参戦し、13-14シーズンにチェルシーで再びモウリーニョ氏の下でプレー。さらにエバートンを経て、イタリア、トルコと渡り歩き18年にカタールSCへ移籍し、19年9月6日に引退を発表した。
エトーは、モウリーニョ氏について、「この男(モウリーニョ氏)は世界のサッカー界に存在するなかで最高の人物の1人であるということが正しいと、何度も説明しなければならないことに疲れた」と述べ、こう続けている。
「私が現役を引退すると言った時、一番最初に私に手紙を書いてくれたのはモウリーニョだった。一番最初だ。人生でフェアでないことがたくさんあることを、人々は分からなければならない。そして、サッカーも人生と同じようなもの。リスペクトされるべき人間がそう思われていない。それこそがこの男である」
さらにエトーは、モウリーニョ氏のことを最初は好きではなかったが、それから尊敬する人物に変化したと語っている。