「この順位にいるチームでは…」 7戦未勝利の浦和、見つめるべき“降格危機”の現実

リーグ戦7試合勝利がない浦和レッズ【写真:Getty Images】
リーグ戦7試合勝利がない浦和レッズ【写真:Getty Images】

エース興梠を下げて引き分け狙いの交代策も…後半39分に決勝点を許して敗戦

 浦和レッズが泥沼から抜け出せない。13日に行われたリーグ第26節のホームゲームでセレッソ大阪に1-2で敗れ、リーグ戦未勝利が7試合に伸びた。

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 浦和は後半2分に先制を許すと、そこから何か吹っ切れたかのように逆襲のスイッチが入った。同10分に投入されたMF荻原拓也が積極的な仕掛けで勢いをつけ、同15分にはその荻原の思い切りの良いシュートがゴールポストを直撃したところ、エースのFW興梠慎三が押し込んで同点にした。

 そのままの勢いで攻勢を強めた浦和だが、後半37分にMF阿部勇樹が2枚目のイエローカードで退場。そのタイミングで大槻毅監督は興梠に代えてMF柴戸海を送り込んだ。試合後に「後ろをしっかりした形にしないと、(相手の)センターバック2枚とボランチのところにはもうプレッシャーがかからないと思ったので、あとは真ん中を締めようという意図」と話したように、そのまま引き分けでの勝ち点1を取ることを優先し、勝ち点3はある意味で“ボーナス”というメッセージの交代だった。

 しかし、浦和はその意図をピッチ内で統一する間もなく同39分に失点。それも、「真ん中を締めよう」という言葉だったはずのゴール正面からミドルシュートを決められ、勝ち点1はおろか勝ち点0に終わった。

 試合前の時点で、プレーオフ出場圏内の16位サガン鳥栖とは勝ち点4差だった。それは、すでに残留争いをしていると言える。

 しかしながら、決勝ゴールを奪われた場面を大槻監督が「二つヘディングでクリアのチャンスがあって、真ん中に返っているところで向こうの連続した攻撃になってしまった。あそこで一つ切れない。もしくはサイドにということができれば良かったというのが1点です。あとは失点の前のところ、左のところをやられたところに関して、一つ引いて、最終ラインのところで構えておけば良かった」と振り返ったように、その立場に必要なプレーに徹することができてなかったというのも事実だろう。

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