18歳久保建英、W杯予選で“日本代表2大記録更新”へ自然体 「自分が楽しみつつ…」
10日のミャンマー戦、W杯予選最年少出場と代表最年少ゴール記録の同時更新に期待
日本代表MF久保建英(マジョルカ)が、ワールドカップ(W杯)予選最年少出場記録と日本代表最年少ゴール記録の更新が懸かった10日のW杯2次予選ミャンマー戦(ヤンゴン)に向けて、「気負いすぎてもいいことはない」と冷静沈着に語り、「自分が楽しみつつ、チームの助けになれば……」と自然体を貫く構えだ。
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6月の国際親善試合エルサルバドル戦(2-0)で途中出場し、18歳5日で歴代2番目の若さで代表デビューを飾った久保は、同月のコパ・アメリカ(南米予選)にも継続招集。さらに9月シリーズにも呼ばれるなど着実に地歩を固めつつある。
9月5日の国際親善試合パラグアイ戦(2-0)で後半から出場し、随所に光るプレーを見せたなか、ミャンマー戦ではW杯予選最年少出場記録の更新に期待が寄せられている。
名古屋グランパスを率いる風間八宏監督(当時筑波大)が1980年12月22日のW杯予選シンガポール戦で19歳67日の最年少出場記録を打ち立てたなか、久保がミャンマー戦で出場すれば18歳98日で39年ぶりに更新する。また、金田喜稔氏が1977年6月15日の韓国戦で19歳119日の代表最年少ゴール記録を樹立。久保がミャンマー戦でゴールを決めれば、こちらは42年ぶりの記録更新となる。
二つの偉大な記録が懸かったミャンマー戦に向けて、「グラウンドとかも、自分は1回試合をしていると思うので、そういう意味では他の選手より情報は多い。それをチームに還元できらたらと思います」と余裕を見せる。
その一方で「気負いすぎてもいいことはない」と静かに語り、「自分が楽しみつつ、チームの助けになれば……」とイメージを膨らませている。
「サッカーをやらせていただいている身としては、W杯は夢の舞台。そこに挑戦するチャンスを、自分の手で助けになれるというのは光栄なこと。そこはしっかりと責任をもってやりたい」
18歳98日で迎えるミャンマー戦で久保が輝きを放ち、二つの記録を更新する姿が見られるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)