好調ベイル、母国ウェールズを救う決勝弾! “85ランク”下のアゼルバイジャンに辛勝

FWベイルのゴールでウェールズが辛勝【写真:Getty Images】
FWベイルのゴールでウェールズが辛勝【写真:Getty Images】

1-1で迎えた終盤に決勝ゴール EURO予選E組でハンガリーとクロアチアを追走

 レアル・マドリードのウェールズ代表FWギャレス・ベイルが、現地時間6日に行われた欧州選手権(EURO)予選のアゼルバイジャン戦の後半39分に決勝ゴールを決め、チームを救った。ウェールズはFIFAランキングで85ランク下のアゼルバイジャンに2-1で辛勝した。

 予選グループEで戦うウェールズは、この試合前までの時点で1勝2敗と苦戦気味。クロアチアやハンガリーなどのライバル国に遅れを取らないためにも、ここまで3戦全敗中だったアゼルバイジャン相手に勝ち点を落とすわけにはいかない状況だった。

 ウェールズは前半26分にオウンゴールで先制するも、後半14分に追いつかれ、1-1のまま試合は終盤戦へと差しかかった。そこでチームを救ったのが、エースのベイルだった。

 背番号11を背負ったレフティーは、ゴール前の混戦からMFジョー・アレンのシュートがDFに当たって高く浮いたところを高い打点のジャンピングヘッドで合わせた。ネットを揺らす前に相手DFにクリアされたものの、空中でラインを越え、ゴールが認められた。ベイルにとって代表通算32得点目が決勝点となった。

 FIFAランキング24位のウェールズは同109位で85ランクも下のアゼルバイジャン相手に辛勝。エースのベイルがチームを救う結果となった。グループEは3勝1敗のハンガリーとクロアチアが上位で並び、その下で2勝2敗のウェールズとスロバキア、4敗のアゼルバイジャンが続く展開となっている。

 ウェールズは現地時間9日、親善試合でベラルーシと対戦する。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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