ファンハール監督が10選手の“解雇リスト”を作成!? 香川真司はリストから外れるも予断を許さない状況

「マンチェスターUのルイス・ファンハールがデイビッド・モイーズのチームから10選手間引く」と見出しで伝えたのは英地元紙デイリー・ミラーだ。

 新指揮官はアトレチコ・ビルバオMFアンデル・エレーラ、サウサンプトンDFルーク・ショーを獲得したが、他に4選手の補強を目論んでいる。その代わりに10選手の削減を構想しているという。

「出口に誘導されている選手」(同紙)はイングランド代表MFアシュリー・ヤング、FWウィルフレッド・ザハ、ベルギー代表MFマルアン・フェライニ、FWべべ、MFアンデルソン、MFトム・クレバリー、MFニック・パウエル、ポルトガル代表FWナニの8人。すでにフランス代表DFエブラはユベントスに移籍し、メキシコ代表FWハビエル・エルナンデスも出場機会を手にするために、移籍を模索しているという。

 このままなら、香川はブラジルワールドカップでオランダ代表を3位に導いた名将の構想内だが、別の指摘もある。

 英一般紙ガーディアンは契約期間が残り2年以内となっている香川、スコットランド代表MFダレン・フレッチャー、そしてミラー紙で放出リストに入っているヤングとヘルナンデスの4人について今後起用するかどうか、指揮官が見極める方針であると報じている。そして、アーセナルのベルギー代表DFトーマス・フェルメーレン獲得のために、DFクリス・スモーリングを交代要員としているとも報じている。

 人生初のワールドカップとなったブラジル大会で不発に終わった香川は新シーズンで復活の第一歩を刻もうとしているが、マンUでのキャリアは鋭利な斧を持ったオランダ人新監督の信頼を手にできるかどうかにかかっている。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

※ワールドカップ期間中、記事内で扱うシーンの一部はFIFAワールドカップ公式動画配信サイト&アプリ『LEGENDS STADIUM』のマルチアングル動画、選手毎のスタッツデータで確認できます。
詳しくは、「LEGENDS STADIUM 2014 – FIFAワールドカップ公式動画」まで

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