「心のこもったお別れ」 岡崎慎司、マラガ退団の“惜別メッセージ”にレスター地元紙も注目

岡崎が投稿した惜別メッセージに、古巣レスターの地元メディアも注目している【写真:Malaga CF】
岡崎が投稿した惜別メッセージに、古巣レスターの地元メディアも注目している【写真:Malaga CF】

ミラクル・レスターの一員である岡崎の動向には英メディアも関心

 日本代表FW岡崎慎司は今夏にフリートランスファーでスペイン2部マラガに加入したが、クラブがサラリーキャップの上限を超えた問題で選手登録ができず、試合に出場することがないまま契約解除となることが決まった。この緊急事態に、古巣レスターの地元メディアも関心を寄せている。

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「契約解除後、シンジ・オカザキはマラガへ心のこもったお別れをする」

 このように報じたのは英紙「レスター・マーキュリー」。昨季まで4シーズンに渡って岡崎がプレーした古巣クラブの地元メディアが、岡崎の動向を取り上げている。

 岡崎は今夏にマラガと契約。初のスペイン挑戦が決まったが、クラブがリーガのサラリーキャップ制の上限を超えていたため、岡崎を含む新戦力の選手登録が行えない状況が続いていた。すでにリーグは開幕するも、岡崎は公式戦に出場することができず、最終的にはクラブとの契約を解消するに至った。

 そうしたなか、岡崎は自身のSNSを通じてマラガへの惜別メッセージを投稿。「短かったけど、僕はこの時間を忘れないし、チャンスがあればマラガのためにまたプレーしたいと思う。これからもマラガの成功を願っています。ありがとう」と感謝の言葉を綴った。

 岡崎は日本語とスペイン語で投稿していたが、記事ではこれらが英語に訳されて紹介されている。「ミラクル・レスター」と呼ばれた2015-16シーズンの優勝メンバーである岡崎の緊急事態には英国メディアも注目しているようで、英公共放送局「BBC」でも報じられた。

 マラガを退団した岡崎には同じくスペイン2部ウエスカ加入の噂が浮上している。ピッチ上でも不屈の闘志を見せてきたストライカーは、夢のスペインでのプレーを実現することはできるだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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