日韓対決!? 久保、イ・ガンイン所属のバレンシア戦帯同に韓国反応「運命のいたずらか」
同じ2001年生まれ、レフティー、10歳でスペインへ渡った2人の対戦が実現するか
スペイン1部マジョルカの日本代表MF久保建英は、現地時間9月1日に行われるリーグ第3節バレンシア戦の遠征メンバー19人に名を連ね、移籍後初出場が期待される。一方、対戦相手には同じ2001年生まれで、10歳でスペインに渡った韓国代表MFイ・ガンインが所属しており、韓国メディアは「運命のいたずらだろうか」と報じている。
【PR】ABEMA de DAZN、明治安田J1リーグの試合を毎節2試合無料生中継!
久保は今夏、完全移籍したレアル・マドリードのトップチームに帯同し、プレシーズンのテストマッチ計4試合に途中出場。その後はトップチームの練習とカスティージャ(レアルB)の試合を兼務してきたが、8月22日に同じスペイン1部マジョルカへの1年間のレンタルが決定した。
8月25日のリーグ第2節レアル・ソシエダ戦はベンチ外だった久保だが、9月1日に行われる同3節バレンシア戦に向けた遠征メンバー19人に名を連ねた。登録メンバー18人に入り、リーガデビューを飾る可能性も高まってきたが、日本のみならず、久保に注目しているのが韓国メディアだ。
バレンシアには18歳の韓国代表MFイ・ガンインが所属。バルセロナの下部組織で育った久保と、バレンシアの下部組織で育ったイ・ガンインはともに2001年生まれで、10歳でスペインに渡り、レフティーという共通点を持つ。イ・ガンインは昨季一足先にリーガデビューしているが、何かと比較されてきた2人だけに、韓国側は思うところがあるようだ。
韓国紙「朝鮮日報」は、「運命のいたずらだろうか」とドラマティックなフレーズで記事をスタートさせ、「久保建英のデビュー戦が、イ・ガンインのバレンシアが有力だ」と言及。また、久保が試合出場のためにレアルからマジョルカに渡ったのに対し、イ・ガンインはマルセリーノ・ガルシア・トラル監督が出番を保証しながら公式戦出場なしの状況に触れ、「レンタル移籍した久保と(移籍に)失敗したイ・ガンイン、2人の有望株の悲喜が交錯されるか注目される」と報じている。
イ・ガンインも前節セルタ戦に続き、マジョルカ戦の招集メンバーに名を連ねており、久保との“日韓対決”が実現するかにも視線が注がれることになりそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)