VARは「感情を奪う」とシティMF苦言 「人々のサッカーを変えてしまっている」

VARに苦言を呈したマンチェスター・シティMFギュンドアン【写真:Getty Images】
VARに苦言を呈したマンチェスター・シティMFギュンドアン【写真:Getty Images】

シティMFギュンドアンは「まだ明確なジャッジがなされていない」とも指摘

 マンチェスター・シティのドイツ代表MFイルカイ・ギュンドアンは、今季からプレミアリーグに導入されているビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)について言及し、「残念なことに、我々がサッカーを愛する主な理由が奪われている」と主張。VARがサッカーから楽しみを奪っていると明かした。英紙「ザ・サン」が報じた。

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 今季、プレミアリーグでもVARシステムが導入され、ここまで3つの判定が覆るシーンが生まれている。プレミアリーグ第2節のシティ対トットナム(2-2)でもゲーム終盤にVARの判定によって、決勝点だと思われたブラジル代表FWガブリエル・ジェズスのゴールが取り消される場面があり、多くの選手たちが批判的なコメントを残していた。

 そんな状況を鑑みたギュンドアンは、「VARは選手だけでなく、観客やゲームを愛するすべての人々のサッカーを変えてしまっている。残念なことに、我々がサッカーを愛する主な理由である、感情が奪われている」と語り、VARがサッカーを変化させてしまっていると主張している。

 またギュンドアンは、VARが入ったにもかかわらず変わっていない点を指摘した。

「審判にとって役立つことは否定できないが、僕はとても楽しめないね。大きな問題は、VARがあるにもかかわらず、まだ明確なジャッジがなされていないことだ。試合後も結局それがゴールか、PKか、オフサイドかを議論している。VARを使用しても、ここに変化は見られていない」

 最後には「(VARは)将来的に僕たちを助けると確信しているが、今は多くの問題を生み出しており、どのようにその状況を解決するのかはわからない」と述べたギュンドアン。選手や観客が違和感を受けることなくVARを運用できるタイミングは来るのだろうか。

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