マジョルカ移籍の久保、レアルBラウール監督がエール 「彼はファーストチームの選手」
久保の移籍決断に理解「マジョルカでたくさんの幸運を得られることを祈ってる」
レアル・マドリードB(カスティージャ/3部)を指揮する元スペイン代表FWラウール・ゴンザレス監督は、22日にレアルからスペイン1部マジョルカへ1年間の期限付き移籍となった日本代表MF久保建英と、同じく移籍が噂されているブラジル人FWロドリゴの18歳コンビに言及。久保に対して「幸運を祈っている」とエールを送った。スペイン紙「マルカ」が報じている。
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今夏にFC東京からレアルへ完全移籍した18歳の久保は、トップチームの遠征に帯同してテストマッチ計4試合に途中出場。スペインに戻ってからはトップチームの練習とカスティージャの試合を兼務してきた。カスティージャでプレーするか、他クラブのトップチームに期限付き移籍するかで揺れた久保は、最終的にマジョルカ行きを決意。22日には1年間のレンタルで合意に達したことを両クラブが発表した。
現地時間25日のリーガ・エスパニョーラ第2節、マジョルカのホーム開幕戦となるレアル・ソシエダ戦のメンバーに久保の名前はなく移籍後初陣はベンチ外となったが、レアルのカスティージャを指揮するラウール監督は久保に向けてエールを送っている。
「久保がマジョルカでたくさんの幸運を得られることを祈っている。彼をここに迎えられたことは喜びだったけど、彼はファーストチームの選手なんだ」
また、今季からカスティージャに所属し、久保と同じく他クラブへの移籍が噂されるロドリゴについてもラウール監督は言及している。
「彼は久保と同じだ。彼もファーストチームの選手であり、カスティージャはファーストチームの選手を助けるためにある。彼が我々のところにいた時には、我々は彼にできる限りの手助けをするつもりだ」
ラウール監督からエールを受けた久保は、マジョルカでどんなプレーを披露するのか。リーガデビューは最短で、9月1日の第3節バレンシア戦となりそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)