J2愛媛に山瀬功治あり 元日本代表MFが後ろ姿で語る反攻の青写真「これくらいはできる」

「僕からどうこうしろ、と言うのではなく、感じ取って欲しい」

 山瀬は今年2月、自身7クラブ目となる愛媛に加入。主力には神谷、MF長沼洋一といった東京五輪世代を筆頭に20代の若い選手が多いが、彼らにアドバイスを送ることは「ほとんどない」と語る。「僕からどうこうしろ、と言うのではなく、感じ取って欲しい」というのがその真意だ。

 23歳の下川も「ゆくゆくは功治さんみたいな選手になりたい」と憧れを口にする。

「功治さんは、『見て感じろ』みたいな感じ。僕もそこまで聞きにいったりはしないですけど、試合、練習、プレーだけじゃなくてピッチ外の部分も見て学んでいます。功治さんが入るとチームも落ち着くし、攻撃の部分でスイッチになってくれる。周りの僕たちも楽にプレーできるというか、良いポジションを取って待てる。あの年齢で僕らと変わらずに動けるのは見習わないといけないですね」

 今季のJ2は現在、柏レイソルと京都サンガF.C.、大宮アルディージャの3チームが上位争いをリードし、6位まで与えられるJ1昇格プレーオフ枠の争いは混沌としている。今季初の3連勝を飾った愛媛も、現在の順位こそ14位だが、夏の巻き返し次第では十分に争いに割って入れるだろう。山瀬は「1試合1試合やるだけ」と冷静に今後を見据える。

「愛媛は能力のある選手がいて、目指しているサッカー、そのクオリティーの高さを含めて決して力がないチームではなかった。それが少しずつ、結果として表現できるようになってきたということかなと。ただ、今日も前半0-2でやられていたことを考えても、まだまだ修正しないといけない点は多々ある。もともとこれくらいはできるチームだと思うし、まだこれからですね」

 Jリーグ通算524試合出場を誇る山瀬は、愛媛を“戦う集団”に進化させる絶妙なスパイスとなっている。

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(Football ZONE web編集部・小田智史 / Tomofumi Oda)

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