フローニンゲン板倉滉、デビュー戦の現地評価は? 元オランダGK称賛「本当の啓示」
エメン戦で待望のリーグ戦デビュー 左CBとしてフル出場し、決勝ゴールの起点に
オランダ1部フローニンゲンの日本代表MF板倉滉は、現地時間3日に行われたエールディビジ開幕節エメン戦で“半年越し”のリーグ戦デビュー。絶妙なインターセプトと展開で決勝点の起点になり、現地アナリストやファンから「素晴らしいプレーヤー」「本当の啓示だった」と高評価が与えられている。
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2019年1月、板倉はプレミアリーグ王者マンチェスター・シティへ完全移籍。同時に、日本代表MF堂安律も所属するフローニンゲンへ20年夏まで期限付き移籍することが決まった。
加入1年目の昨季は、リーグ戦15試合でベンチ入りするも、出場試合はゼロでシーズン終了。悔しさを胸に、A代表に初選出された6月のコパ・アメリカ(南米選手権)では2試合に出場して経験を積み、勝負となる2年目のシーズンに突入した。
開幕戦のエメン戦は左センターバックとして先発出場。半年越しのオランダデビューを飾ると、攻守両面でチームの1-0勝利に貢献した。フローニンゲン公式ツイッターは、「板倉滉がフローニンゲンの公式戦デビュー。彼のパフォーマンスについてどう思いましたか?」と板倉の開幕戦ハイライトを公開。鋭いタックルに始まり、後半42分に相手の縦パスを読んでインターセプトしてから味方に展開し、決勝ゴールの起点となったプレーなどが収録されている。
投稿を受けて、海外ファンも「驚くほどポジティブ」「非常によくプレーした」「素晴らしいプレーヤー」と及第点の評価。オランダ公共放送局「RTV Noord」は、自身もかつてオランダでGKとしてプレーした、アナリストのエイジング・グリーバー氏が「板倉はナイスプレーだった。チームに何かをもたらせる印象的な選手の1人だ。良いパスを持ち、機敏な選手だ。エールディビジデビュー戦で本当の啓示だった」と称えたことを伝えている。
今季のフローニンゲンは、堂安と板倉の日本人コンビがシーズンの鍵を握るかもしれない。