「辞める気はない」 公式戦1000試合出場の遠藤保仁、印象深い試合と次の目標は?

ガンバ大阪のMF遠藤保仁が公式戦通算1000試合出場の大記録を達成【写真:Noriko NAGANO】
ガンバ大阪のMF遠藤保仁が公式戦通算1000試合出場の大記録を達成【写真:Noriko NAGANO】

G大阪遠藤保仁が神戸戦で前人未到の記録を達成

 ガンバ大阪の元日本代表MF遠藤保仁が2日、Jリーグ第21節ヴィッセル神戸戦(2-2)で公式戦1000試合出場の偉業を達成した。後半19分、FWパトリックに代わって途中出場。J1リーグ621試合目の出場で、これまで積み上げてきたJ2やリーグカップ戦、天皇杯、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)、日本代表戦などすべての公式戦を含めて1000試合目の出場となった。

 G大阪が2-0とリードして迎えた後半17分、遠藤がピッチサイドに呼ばれた。ユニフォームを着替えながら、指示を仰ぎ、戦況を見守る。そして同19分、パトリックと交代してピッチへ。平日夜の敵地にもかかわらず、ゴール裏を青色に染めたサポーターの歓声を浴びながら、ボランチに入った。歴史を刻んだ瞬間――。日本人選手では前人未到の1000試合目のピッチに立った。

 試合は同34分、神戸MFアンドレス・イニエスタのPKを1度はGK東口順昭が止めるも、こぼれ球をイニエスタに決められた。1点差に詰められると、同39分にも失点。完勝の流れから、悔しさの残るドローとなってしまった。遠藤は「勝てる時もあれば負ける時もある。勝ちたかったですけど……」と節目の勝利を挙げられず、残念がった。

 それでも、偉大な記録に変わりはない。1998年、鹿児島実業高から横浜フリューゲルスに入団。プロデビューから22年経った。J1では歴代最多631試合出場記録を持つGK楢崎正剛氏(元名古屋グランパス)に次ぐ621試合目。国際Aマッチにも歴代最多の152試合出場した。ワールドカップには3度出場。05年に初のJリーグ制覇、08年にはアジア王者にも輝き、14年には三冠を達成。G大阪が成し遂げた9つの優勝すべてで主軸として貢献してきた。そんな1000試合のなかで、遠藤が一番印象に残っているのはどの試合なのか。

「開幕戦ですね。自分自身の。プロとしての第一歩」

 1998年3月21日、横浜フリューゲルス対横浜マリノス。高卒1年目の遠藤は開幕スタメンで出場した。ここがスタートライン。遠藤は今までどんな金字塔を立てた時も、変わらずにこの試合が一番印象に残っていると話してきた。それは1000試合に到達しても不変だ。初心を忘れずにいることが、自然体な背番号7の強さの一つでもある。

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