「“日本のメッシ”の異名が正しいと証明」 レアル久保の積極起用をスペイン紙記者が熱望

レアルのジネディーヌ・ジダン監督【写真:Getty Images】
レアルのジネディーヌ・ジダン監督【写真:Getty Images】

若手の台頭を望む 「本当にベルナベウから久保のような才能を取り上げてしまうのか?」

 2015-16シーズンから17-18シーズンにかけて、UEFAチャンピオンズリーグ3連覇という前人未到の大記録を打ち立てたレアルだが、昨季は決勝トーナメント1回戦でアヤックス相手に敗退。国内リーグでもバルセロナとアトレチコ・マドリードの両ライバルの後塵を拝した。

 ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(ユベントス)が昨夏チームを去ったこともあり、大きな転換期を迎えている。昨季からトップチームに定着し始めているヴィニシウスや、今夏新加入の久保、ロドリゴのような貪欲な若手の台頭が待ち望まれており、ロンセロ氏はそういったファンの思いを代弁している。

 そして、記事はこう締めくくられた。

「ジズー、かつてチャンピオンズリーグを征服したというプライドが許さないようだが、本当にベルナベウから久保のような才能を取り上げてしまうのか? レアル・マドリードが第一ということを忘れてしまったのか?」

 久保はチーム合流からまだ1カ月も経過していないが、すでに現地記者から高い支持を受け、メディアにその名前が登場しない日はないほどだ。注目度は高まるばかりだが、日本が誇るレフティーのさらなる活躍に期待したい。

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