日本代表FW上田綺世、途中出場で“Jデビュー” 「いつもと違う緊張感があった」

鹿島アントラーズFW上田綺世がJリーグデビューを果たした【写真:Getty Images】
鹿島アントラーズFW上田綺世がJリーグデビューを果たした【写真:Getty Images】

前倒しでの鹿島加入発表から約1週間 浦和戦の後半44分から出場

 今年のコパ・アメリカ(南米選手権)で日本代表デビューしたFW上田綺世は、鹿島アントラーズへの前倒し入団が決まって初戦となった31日の浦和レッズ戦(1-1)で、後半44分からの短い時間ながらデビューを果たした。上田は「いつもと違う緊張感があった」と、デビューの感想を話した。

 法政大学に在学中の上田は、2021シーズンから鹿島に入団することが内定していた。そのなかで6月のコパ・アメリカでは日本代表としてプレー。すると、今月23日に前倒しでの法大サッカー部退部と鹿島加入が発表された。

 それから1週間ほどでの初戦となったアウェーの浦和戦で上田はベンチ入り。チームが1-0とリードした試合終盤に、交代の準備をしてタッチライン際に立った。しかし、ピッチに入る前に浦和に同点ゴールを許し、1-1での投入になった。

 投入前の時点ではリードしていただけに、上田は「(大岩剛監督から)攻守ともにアグレッシブにやってこいという指示だった」と話す。試合後の記者会見で大岩監督は直前に状況が変わったことを踏まえつつも「プランは崩れかけたが、ボックス内での得点力と駆け引きに期待した」と、決勝ゴールを奪うための投入は変えなかった。

 そこからアディショナルタイム5分を含めた時間で、そこまで大きな存在感を見せたとは言い難い。上田もまた「いつもと違う緊張感があった。監督からの期待は使ってもらえた時間そのままだと思う。通用する部分は、まだ測り切れない」と、その時間を振り返った。

 それでも大岩監督は「鹿島の一員として正式に決まり、選手の1人として仕留めることに期待したい。もっと成長してくれるだろうし、それが見えた部分もある。次からも自信を持って送り出したい」と、合格点以上の評価を話した。

 日本代表の一員として、ゴール前で決定機を作り出す動きは南米の列強相手でも見せつけた。これからJリーグのトップレベルでの戦いに臨んでいく上田は「ゴールに直結するようなプレーと動き出しで違いを見せていきたい」と、手応えを得てのデビュー戦を終えた。

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